「ウーロン茶だけで4000円」の絶望感。お酒飲まない勢のリアル
大学に入学し、サークルやゼミの新歓コンパに期待と不安を抱きながら参加した日。場の雰囲気は楽しいものの、お酒があまり飲めない(または好きではない)あなたにとって、最後の「お会計」の瞬間に訪れるあのモヤモヤは強烈です。
自分はウーロン茶を2杯飲んだだけなのに、生ビールやカクテルを何杯もおかわりしている先輩や同級生と同じ「一律4,000円」を請求される。その絶望感に近い腑に落ちなさは、決してあなただけのものではありません。
ネットで「飲み会 飲めない 割り勘」と検索すると、こんなアドバイスがよく出てきます。
「お酒の分、料理をたくさん食べて元を取ろう」
「注文取りや幹事のサポートに回って、恩を売ろう」
でも、正直なところ「なんで自分だけそんな惨めな思いをしてまで、飲み会に行かなきゃいけないの?」と思いませんか。ただでさえ初対面の人たちに気を遣っているのに、さらに元を取るために必死に食べたり、店員のように動き回ったり。そんな気苦労をするくらいなら「最初から飲み会になんて行かない方がマシ」というのが、現代の学生のリアルな本音です。
無理して行かなくていい。「飲み会スルー」の判断基準
結論から言うと、気疲れして損をするだけの飲み会なら、思い切って「行かない」のが一番の防衛策です。
大学の飲み会は、どうしても「お酒を飲む人」を中心に回りがちです。平等割り勘という謎の同調圧力が蔓延している環境で、飲まない側が常に気を遣い続けるのは限界があります。そこで重要になるのが、その4,000円が「単なる飲食代」なのか、それとも「人間関係への投資(チケット代)」なのかを見極めることです。
例えば、先輩たちが内輪ネタで盛り上がっているだけの飲み会や、ただの愚痴大会。これは明らかに「行く価値のない飲み会」です。あなたが4,000円を払ってウーロン茶を飲みながら愛想笑いをする義理はありません。勇気を出してスルーしましょう。
逆に、「この先輩の話をもっと聞きたい」「同期と深く仲良くなりたい」と思える場であれば、それは4,000円の「参加チケット代」として割り切る価値があるかもしれません。すべてに参加するのではなく、自分にとって価値のある場だけを選ぶことが、ストレスを溜めない第一歩です。
それでも参加したい飲み会での、角が立たない「事前申告」
「損はしたくないけど、やっぱり同期とは仲良くなりたいし、今日の飲み会は行きたい」
そんな時、当日の会計の場で「私飲んでないから安くして」と申し出るのは、場の空気を壊してしまうリスクがあり、何よりあなた自身が非常に言い出しにくいはずです。
最大の防御策は、お会計の時ではなく出欠確認の時点で幹事に伝えておくことです。
「お酒は全然飲めないんですけど、皆さんとお話ししたいので参加してもいいですか?」
この一言を事前にLINE等で伝えておくだけで、状況は劇的に変わります。これを言われたまともな幹事や先輩であれば、「じゃあ〇〇ちゃんはウーロン茶だし、お会計は少し安くしておくね」と配慮してくれる可能性が跳ね上がるからです。
もしそこで「えー、飲めなくても割り勘は全員平等だから!」と真顔で言われるようなコミュニティであれば、そもそも長く付き合う価値があるのか、少し距離を置いて見極める良い判断材料にもなります。
平等割り勘という「悪習」は、あなたが幹事になった時に終わらせよう
そもそも、なぜ幹事は「お酒を飲んでいない人」からも同じ金額を取ろうとするのでしょうか。意地悪をしているわけではなく、多くの場合「一人ひとりの金額を計算するのが面倒くさいから」という、ただそれだけの理由です。
しかし、この「計算が面倒だから全員一律で」という幹事側の怠慢(悪習)を放置するとどうなるか。お酒を飲まない層は次第に不満を抱え、飲み会から足が遠のいていきます。結果としてサークルやゼミは多様性を失い、「ただお酒を飲むだけの集団」になってしまうのです。
あなたが将来、先輩や幹事の立場になった時。後輩に同じようなモヤモヤした思いをさせないために、この理不尽な文化は終わらせましょう。
今の時代、「飲む人」と「飲まない人」で金額に差をつける「傾斜配分」は、スマホの無料ツールや計算アプリを使えば誰でも一瞬で設定できます。
「〇〇ちゃんはお酒飲んでないから、こっちで計算して安くしといたよ」
そうサラッと言えるスマートな先輩になること。それが、今のあなたのモヤモヤを最も前向きに解決する未来の答えです。