子供のお泊まり会のお金は人数で決める ─ 2人までは取らない、3人からは食事代を頼む。泊める側・泊まる側のLINE例文6つ
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子供のお泊まり会のお金は人数で決める ─ 2人までは取らない、3人からは食事代を頼む。泊める側・泊まる側のLINE例文6つ

FAMI-KAN 設立者 KZ

FAMI-KAN 設立者 KZ

一級建築士 / 個人開発者·

子供のお泊まり会のお金は、泊める人数で決めます。1〜2人ならお金は取らず、泊まる側は手土産(相場1,000〜2,000円)を持たせる。3人以上なら「作るのが大変なので出前にしようと思う」と食事代1,000円を頼み、手土産はいらないと伝える。終わってからの請求は絶対にしない。泊める側・泊まる側それぞれの、そのまま送れるLINE例文6つつき。

子どもの友達を泊めたあと、レシートを見たら5,000円を超えていた。1人あたり1,000円ちょっと。「言う? 言わない?」と迷って、結局言わない。逆に泊めてもらう側は「何を持たせればいいのか」で迷う。どちらの側にも、口に出すほどではない小さな不満が残ります。

この記事の要点(先に結論)

  • 泊めるのが1〜2人なら、お金は取らない。泊まる側は手土産を持たせる
  • 3人以上なら食事代を頼んでよい。その代わり「手土産はいらない」と伝える
  • 決めるのは招くとき。終わってから請求することは、絶対にしない

手土産の相場は子育てメディアの記事を、実費は実際に6人を泊めた家庭が公開している記録を参考にしています。なぜ人数で線を引くのかは、次の節から説明します。

お泊まり会のお金は人数で決める。2人までは取らない、3人からは食事代を頼む

線を引くのは人数です。金額と手間が、人数で段違いになるからです。

1〜2人なら、夕飯はいつもの食事に1〜2人分を足すだけ。夕飯と朝ごはんを合わせても1人1,000円前後、2人で2,000円ほどで、相手が持たせてくる手土産(相場1,000〜2,000円)とほぼ釣り合います。釣り合っているものからさらに取ろうとするから、セコく見えるわけです。

3人以上になると話が変わります。家の食事では回らず、出前や外食になる。実費が跳ねます。

4人を泊めた場合の実費(例)金額
夕飯のピザ(Lサイズ2枚)4,200円
お菓子とジュース1,150円
翌朝の食パンと卵800円
合計6,150円
1人あたり(4人で割る)1,537円

小学4〜5年生を6人泊めた家庭の記録では、食費16,000円、お菓子とアイス5,000円、紙皿などの雑費500円で合計21,100円でした(トライママ「子どものお泊り会、実際にかかった費用を公開!」)。1人あたり3,500円を超えます。この規模なら、食事代を頼むのは自然なことです。

ただし、どちらの人数でも守ることがひとつ。終わってから請求はしない。頼むなら招くときです。これがこの記事の唯一の絶対ルールで、理由は3人以上の節で書きます。

【泊める側】1〜2人のとき:お金は取らない。手土産は受け取る

取りません。そして手土産は、素直に受け取ります。

相手の親も「泊めてもらって申し訳ない」と感じていて、手土産を持たせることでその気持ちを収めようとしています。「手ぶらでいいよ」と断ると、相手はその申し訳なさの持って行き場がなくなる。受け取れば、こちらの「実費を出したのに口に出せない」モヤモヤと、相手の申し訳なさが同時に解消します。

大事なのは、期待しないと決めておくことです。持ってきたら受け取る、無くても何も思わない。手土産があるかどうかは相手が決めることで、こちらが決めるのは「ご飯は出す」だけ。こう決めておくと、泊める側の心にゆとりができます。手土産の有無で気持ちが動かなくなるので、自分のストレスが減る。1〜2人のときの正解はこれです。

もらった手土産にお返しはしません。受け取って終わり。次に泊める番が回ってくれば、それがお返しです。お返しの連鎖は、もらった側が「返さない」と決めたときにだけ止まります。

【泊める側】3人以上のとき:「外食にしようと思う」と選択肢を渡して食事代を頼む

頼んでかまいません。ただし言い方は「請求」ではなく「提案」にします。

「ご飯を作るのが大変なので、夕飯は出前か外食にしようと思っている。食事代を少し負担してもらえないか」。この順番で言うと、相手は「賛成する」「じゃあ持ち寄りにしない?」と選べます。金額を先に確定して知らせるのとは、受け取り方が違う。持ち寄りの返事が来たら、それに乗ればいいだけです。

頼む額は、実費より少ない切りのいい額にします。1人1,537円かかるなら、頼むのは1,000円。差額は場所を出す側が持つ。それが家を開ける側の分担です。

そして必ず「手土産はいらない」を一緒に言います。お金と手土産の二重負担にしないためであり、相手を「持たせるべきか」で迷わせないための親切でもあります。

頼むのは招待のLINEの中で。お金は当日の玄関で、あるいは送迎のときに受け取れば十分です。

適用条件もはっきりさせておきます。3人以上でも家の食事で済ませるなら頼みません。頼むのは出前や外食にするときだけ。そして言い損ねたら、今回は諦める。翌日に「昨日の分、1,000円ずつお願い」と送るのが、いちばん角が立つ手です。相手は手土産を持たせたうえで請求を受けることになる。後から言うくらいなら、言わない方がずっといい。

子どもの誕生日会の費用も同じ構造で迷いやすいので、誕生日会の費用は誰が持つかで別に書いています。

【泊めてもらう側】手土産は持たせる。相場は1,000〜2,000円

何も言われなければ、手土産を持たせます。相場は1,000〜2,000円(KIDSNA STYLE、あんまーる)。翌朝そのまま食卓に出せるパンや果物が実用的です。

泊める側は実費を言い出せません。手土産は、その言い出せない実費を埋め合わせる唯一の手段です。だから「いらないよ」と言われても持たせる。相手の答えは相手の課題、持たせるかどうかはこちらの課題です。

食事代を頼まれたら、払って手土産は無し。「手土産はいらない」と言われているならなおさらです。何も言われなかったら、小さいものを持たせる。これで迷いは2択に減ります。食事代くらいなら手土産で返したくなりますが、頼まれた形で払うのが相手のためです。ピザ代4,200円に対して菓子折りを渡しても、相手の実費は1円も減りません。

KIDSNA STYLEには、ご飯代として1,000〜1,500円を持たせ、余った分は返してもらうという家庭の例も載っています。現金で渡す文化は、すでにあるわけです。

迷ったら、泊まる前に「何か持たせた方がいいものある?」と先に聞く。翌日のお礼は楽しかった報告が主で、手土産の話は蒸し返しません。持たせ忘れたなら、次に会ったときに黙って渡せばいい。LINEで予告すると相手に「いらないよ」と返事を強いて、そこからお返しの連鎖が始まります。

そのまま送れるLINEの例文6つ

どれも招く前、泊まる前、または翌朝に送るものです。終わってから金額の話をする例文は載せていません。【 】は自分の状況に置き換えてください。

泊める側

① 1〜2人のとき。「ご飯は出す」と自分の側だけを決めて伝え、手土産には触れません。

こちらから招くとき

今度の【土曜】、○○くんもうちに泊まりにおいでよ。ご飯はうちで出すので、何も気にしないで送り出してください。

子どもたちが先に決めてきて、親がOKを出すとき

子どもたちで泊まる約束をしてきたみたいですね。うちは大丈夫なので、○○くんよかったらどうぞ。ご飯はこちらで出すので気にしないでください。

② 3人以上のとき。「作るのが大変なので出前にする」を先に置き、金額は切りのいい額、「手土産はいらない」をセットで。

こちらから招くとき

今度の【土曜】、○○くんたち【3】人をうちで泊めようと思っています。人数が多いので、夕飯は作るより【出前】にするつもりです。悪いんだけど、食事代として1人【1,000円】だけ持たせてもらえますか。手土産はいらないので、気にしないでください。

子どもたちが先に決めてきて、親がOKを出すとき

子どもたちで泊まる約束をしてきたみたいなので、うちで預かりますね。【4】人分を作るのは大変なので、夕飯は【ピザ】を取ろうと思っています。申し訳ないけど、食事代を1人【1,000円】ずつお願いできますか。その代わり手土産はなしで大丈夫です。

③ 「何か持っていく?」と聞かれたとき。「いらない」と本当のことを言います。それでも持たせるかは相手が決めること。

1〜2人のとき(お金は取っていない)

ありがとう。本当に気を使わなくて大丈夫だよ。○○くんが来てくれるだけでうちの子も喜ぶので。

3人以上のとき(食事代を頼んでいる)

食事代をもらうので、手土産は本当になしで大丈夫です。持ち物は【パジャマと歯ブラシ】だけで。

泊めてもらう側

④ 泊まる前に聞くとき。手土産は持たせる前提で「何を」だけを聞き、食事代は扉を開けておきます。

今週末、○○を泊めてもらう件、ありがとう。何か持たせた方がいいものがあれば教えてね。食事代も、必要なら遠慮なく言ってもらえれば。

⑤ 食事代を頼まれたときの返事。すぐ承諾し、手土産は無しと言って相手を恐縮させません。金額を復唱すると当日の渡し忘れが減ります。

了解です、助かります。【1,000円】は○○に持たせますね。手土産はなしにしておきます。

⑥ 翌日のお礼。楽しかった報告と次回の招待だけ。手土産を持たせ忘れても、ここでは触れません。

昨日は○○を泊めてくれてありがとう。すごく楽しかったみたいで、朝からその話ばかりしています。今度はうちにも泊まりにおいでよ。

先に言う親はセコくない。不満を残さないための段取り

泊める側の「実費がかかったのに言えない」も、泊まる側の「何を持たせればいいのか分からない」も、招くときの一言で消えます。後から請求しないと決めているから、先に言える。先に言うから、後に何も残らない。

お互いの小さな不満を残さないこと。それがこの話の目的で、それができていれば、お泊まり会は次も続きます。

この記事を書いた人

FAMI-KAN 設立者 KZ

KZ・FAMI-KAN 設立者

一級建築士 / 個人開発者

大学時代から10年以上、旅行・飲み会・イベントの幹事を繰り返してきた。精算の面倒さを解決したくてFAMI-KANを開発。その経験が原点。

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