大人数飲み会の集金で「誰が払ったか分からない」を防ぐ。幹事必見のトラッキング術
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大人数飲み会の集金で「誰が払ったか分からない」を防ぐ。幹事必見のトラッキング術

割り勘・精算 Tips 編集部

20人規模の会社の飲み会やサークル合宿。幹事の頭を最も悩ませるのは「誰が払って、誰が未払いか」という入金トラッキングの恐怖です。「私さっき払ったよ?」という押し問答を防ぎ、誰から回収したかを完璧に可視化するためのアナログ・デジタルの集金ワークフローを解説します。

「私さっき払ったよ?」と言われた時の絶望感

20人、30人と規模が大きくなる会社の歓送迎会やOB会。参加人数が増えるほど、幹事を苦しめるのがイベント終盤の「集金作業」です。

酔いと喧騒の中で参加者から現金を受け取り、お釣りを渡し、手元のメモに丸をつける。「Cさんが『さっき幹事さんに直接5,000円渡したよ?』と言っているが、手元のリストに丸がついていない」「Dさんは『明日払うね』と言って帰ったが、本当に振り込んでくれるのか不安」。

このように「誰が払って、誰がまだなのか」が分からなくなる入金トラッキングの崩壊は、幹事にとって最大の恐怖です。たった数千円の差額でも「払った・払ってない」の押し問答は人間関係に亀裂を生みますし、結局誰が未払いか特定できなければ、幹事が自腹を切ることになります。

最強のアナログ防衛策は「入口での事前徴収」

このトラッキング崩壊を防ぐ最も確実な方法は、そもそも「酔っ払った状態での事後集金をしない」ことです。

会費が一律(例えば全員5,000円)で決まっているのであれば、アナログな方法が一番確実です。事前に参加者全員の名前を印刷した「チェックリスト」と、お釣りを準備した「集金用封筒」を用意します。
そして、お店の入り口に陣取り、参加者が到着して店内に入る前に、必ずその場で現金を回収し、目の前でリストに赤ペンでチェックを入れます。

これなら全員がシラフの状態であり、「払った・払ってない」のトラブルは100%起きません。集金とチェックが完了した人から席に案内する、という物理的な関所を設けるのが、大人数イベントにおける最強の防衛策です。

事後精算や傾斜配分があるなら「デジタル」に頼る

しかし、イベントの性質によっては事前徴収ができないケースも多々あります。「当日の追加注文で総額が変動する」「上司は多めに、新人は少なめにするため、金額が人によってバラバラ」といった場合です。

このように複雑な事後精算が必要な場合は、レジ前での現金回収や手書きメモでのトラッキングは絶対にやめましょう。幹事が全額をカードで立て替えて一旦解散させ、翌朝に「デジタル完結」で回収するのが最も安全です。

鉄則1:現金での受け渡しを「禁止」する

翌日の集金で最も重要なのは、「昨日の飲み代、今現金で払うわ」と手渡ししてくる人を断固として断ることです。ここで現金を受け取ってしまうと、後から「誰から現金をもらったか」の記憶が曖昧になり、トラッキングが崩壊します。
「管理が分からなくなるので、全員PayPayなどの電子決済で送金してください」と一元化を強制します。これにより、電子決済アプリの「受け取り履歴」が、そのまま改ざん不可能な入金チェックリスト(証拠)として機能します。

鉄則2:ツールのリストと送金履歴を「突合」するだけ

誰がいくら払うべきかの複雑な計算は、ブラウザで動く無料の割り勘ツールなどに計算させ、その結果のURLをLINEグループに共有します。参加者はそのURLを見て、自分の金額を確認して幹事に送金します。

あとは翌日の夜、幹事であるあなたは「ツールの請求リスト」と「PayPayの受け取り履歴」を画面上で淡々と照らし合わせるだけです。
手計算によるミスもなく、現金の数え間違いもありません。未払いの人がいれば、履歴に名前がないため一目瞭然です。集金という泥臭い作業をデジタルに置き換えるだけで、幹事の精神的負担は劇的に軽くなります。